成功報酬型の不動産賃貸情報サイト「door賃貸」を運営するリブセンス(東京都品川区)は8月27日、未来型不動産サービス「IESHIL(イエシル)」(β版)の提供を開始し、中古不動産売買領域に事業参入する。
イエシルは、ビッグデータを活用した不動産物件価格のリアルタイム査定、物件に関する利便性・治安・地盤情報など8項目のレイティングデータ公開、中古不動産物件の売買仲介サービス提供の3つのサービスを中心に、中古不動産売買市場の“可視化”と“活性化”を実現するもの。
不動産物件価格のリアルタイム査定は同日から開始する。約3000万件の売買・賃貸履歴などのビッグデータを活用して各物件の価格推移を明示し、市場価値をリアルタイム査定することで、売買判断に必要な情報を必要な時に提供する。今回、β版として東京23区内のマンション物件を対象に先行リリースし、今後、都市部の物件へ対象を拡大させる。
物件関連情報のレイティングデータ公開や不動産仲介サービスの提供については、今年中を目処に提供開始する予定。
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