ヤマトホールディングス(東京都中央区)傘下で、引っ越しサービスや片付けサービスなどの生活支援事業を行うヤマトホームコンビニエンス(東京都中央区)は、実の親と離れて暮らし、1年に1回程度実家に帰省する30~50代の男女を対象として、「実家の片付け」に関する意識・実態調査を行った結果を公表している。
親の老い(老化)を感じるポイントを聞いたところ、「親の見た目・言動」と答えた人は86%だが、「実家の状態(家や部屋、庭などの状態)」とする人も51%と約2人に1人いた。親の老いを感じる具体的なポイントは、「親の外見(姿勢や服装など全般的に) 」が70%、「親の行動体力」が61%と高く、「親の性格」の23%に続いて、「実家の掃除が行き届いていない様子」が20%、「実家の片付けが十分にできていない様子」が15%と上位に入った。
「帰省した際に、実家の片付けをしたい気持ちになることはありますか?」という質問では、約3人に1人にあたる28%が「ある」と回答した。また、片付けたくなるポイントとしては、「使っていない部屋に荷物や家具などがたまっている状態」が45%、「部屋の隅など細かい部分にほこりなどの汚れがたまっている状態」が40%、続いて「部屋の高い場所など、掃除がしづらい場所が汚れている状態」が36%となった。
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