経済産業省は8月20日、日本工業規格(JIS)の8月分の制定・改正について、移動・移乗支援用リフトに関するJISを含む9件の制定と17件の改正の合計26件を公表した。
移動・移乗支援用リフトについては、それぞれ種類や性能、取扱説明書への記載事項、試験方法などの見直しを実施。「移動式リフト」(第2部)、「設置式リフト」(第3部)、「リフト用スリング」(第5部)を改正したほか、「立ち上がり用リフト」(第6部)、「浴槽設置式リフト」(第7部)を制定した。これにより、福祉用具について安全性の向上や品質の確保を推進し、高齢者・障害者およびその介助者が安心して製品を使えるようになることを期待する。