不動産事業のハウスドゥ(東京都千代田区)は8月20日、個人事業主や中小企業の事業用不動産を対象にした新サービス「資産・財産アセット・リースバック」を始める。
個人事業主や中小企業が所有する土地、店舗、店舗併用住宅、ビル、工場等をハウスドゥに売却後、リース契約を締結してリース料を支払いながら不動産はそのまま使い続けることができる”セール・アンド・リースバック”システム。
運転資金、つなぎ資金、設備投資などの資金が必要になった場合に、公的融資だと手続きに時間がかかり、銀行融資だと審査が厳しいことから、短期間で資金を確保することが難しいケースが出てくる。
今回の新サービスはそうした課題を解消し、中小企業らの資金繰りの改善、資金調達を支援するもの。
利用者にとっては、売却時に現金一括で代金を受け取れる、不動産売却資金を事業資金に充てられる、売却後も得意先や近隣に知られることなくいままで通り商売を続けられるといったメリットが挙げられる。再売買も可能という。
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