兵庫県三木市は、民間事業者主体による「(仮称)郊外型住宅団地ライフスタイル研究会」の設立を呼びかけ、産・官・学協働の「郊外型戸建住宅団地再生」に向けた取り組みを開始する。コミュニティ内での高齢者に適した住宅の住み替えや、情報通信技術を活用したサービス提供の効率化、郊外でも可能な新たな働き方の創出などに取り組んでいく。
同研究会は、大和ハウス工業(大阪市)、凸版印刷(東京都千代田区)、クラウドワークスなどが「産」として参加。「官」として三木市、「学」として関西学院大学、関西国際大学の計15の企業・団体により設立するもの。
三木市の中で最も高齢化が進む「緑が丘地区」をモデル地域とした郊外型戸建て住宅団地の再生に向けた取り組みを進める。高齢化する地域住民や新たに流入する住民が安心して快適に過ごせる「多世代循環型コミュニティ」を形成するために必要なサービスを具体的に検討していく。
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