NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会は、認定ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)を対象に住宅資産の活用促進のための専門家の育成を目的とした研修を実施する。あわせて研修を受講したCFP認定者による住宅資産活用のための相談会も実施していく。
同協会は国土交通省の「住宅資産活用推進事業」に7月30日付けで採択された。同事業は高齢者などの住宅資産を活用し、中古住宅市場の活性化を図ることを目的としたもの。
同協会は、CFP認定者に対して総合的に相談ができる専門家の育成のための研修を開催。具体的には、CFP認定者向けの既存の研修制度に新たに住宅資産活用のコースを新設して、全国8会場でのべ9回のセミナーを開催する。住宅資産の売却、賃貸、リバースモーゲージでの活用を促進するための専門知識の習得を進め、住宅資産の活用も含めたライフプランの設計ができるようにする。
研修を受けたCFP認定者が、生活者向けにライフプラン設計の相談にあたる窓口も設置。相談は10月20日から東京・大阪で事前予約制で行う予定。
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