福井コンピュータホールディングス(福井県福井市)は8月6日、来年4月頃をめどにウェブによる3Dカタログサービスを開始すると発表した。住宅設備・建材等の3Dデータをウェブ上で公開し、特別なシステムを使用せずに誰でも住宅プランのリアルな検討ができるサービスを目指す。
新サービスでは建材・エクステリア・インテリアなどの商品を3Dデータ(立体画像・商品情報・参考価格等)としてウェブ上で公開。色なども変えられ、従来の2次元のカタログよりも実物に近いシミュレーションを行って商品を選定することが可能となるという。3Dカタログサイトの商品データを同社グループの建築CADソフトウェアと連動させることで、現実に近い家づくりのシミュレーションが可能になるという。
同社グループの建築CADソフトウェアを使用している約3万7000社の住宅事業者だけでなく、すべての住宅事業者と一般消費者(施主)を対象としてサービスを提供する計画。無料会員・有料会員の区分を設け、利用範囲の異なるサービスの提供を予定している。
この新しいサービスの提供にあたっては新たに子会社を設立する予定。
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