野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は、7月10日~16日に不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象とした9回目となる「住宅購入に関する意識調査」を実施し、調査結果を発表した。
不動産の買い時感については、「買い時だと思う」と「どちらかと言えば買い時だと思う」が合わせて46.2%であり、今年1月の前回調査と比べて、7.3ポイント減少した。一方、「買い時だと思わない」とした回答は29.7%で前回調査から5.9ポイント増加している。
買い時だと思う理由は、「住宅ローンの金利が低水準」64.4%、「今後、10%への消費税引き上げが予定されている」40.2%に続き、「今後、不動産価格が上がると思われる」が39.6%となった。買い時だと思わない理由は、「不動産価格が高くなった」が最も多く64.9%と前回比で16.9ポイント増加している。
不動産の価格については、「上がると思う」が39.6%と前回調査と同結果となった。「東京オリンピックまでは上がる」、「景気が上向きになってきている」、「海外からの投資が増加しているため」という意見が目立っている。
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