住宅作品集「和モダン」「和風住宅」を手がける新建新聞社出版部は、建築家の横内敏人氏と伊礼智氏がそれぞれ京都市近郊で設計した建築を訪ねる見学会を8月26日・27日開催する。
横内敏人氏は1954年山梨県生まれ。東京藝術大学美術学部建築学科卒業後、マサチューセッツ工科大学大学院修了。前川國男建築設計事務所を経て、1991年独立。京都を拠点として主に住宅設計を行い、和とモダニズムの要素を融合した繊細な建築で知られる。
見学会はこれまで作品集「和モダン」「和風住宅」に協賛する会社でつくる「和モダン倶楽部」の会員を対象に開催してきたが、今年から会員以外にも公開しており、今回が2回目。
前回と同じくコーディネーターに建築家・伊礼智氏を迎えて、1日目は京都の東山を背景とする横内敏人氏の事務所「森のアトリエ」(施工:三和工務店)と、隣接する「若王子のゲストハウス」(施工:興石(中村外二工務店)+三和工務店)を見学するほか、京都市内にある横内氏設計の建築中現場を見学する。
さらに翌2日目は、伊礼智氏設計による松彦建設工業のモデルハウス「京都サロン」を見学する。
宿泊・現地までの交通手段は各自手配。参加費は和モダン倶楽部会員が3万5000円、会員以外が4万5000円。オプションとして26日の見学終了後は横内氏と伊礼氏が参加する懇親会も開催予定。会場は白河院(京都市左京区)、参加費1万円。
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