国立研究開発法人建築研究所は7月30日、長期優良住宅化リフォーム推進事業の提案型の評価結果を公表した。10者の提案を採択すべき提案として評価した。65者から117件の応募があった。
総評によると、1つの応募で複数の性能項目に関する提案を行っているものが多く、結果として全体に浅い提案が多かったという。個別の項目について技術の独自性や具体性が明確に示されているものが、採択すべきと評価された。例えば、インスペクションからリフォーム、維持管理までワンストップで対応する提案や、構造躯体の劣化対策の評価基準達成のため、外壁通気構造化に関する独自の技術を適用する提案など。
採択すべきと評価された提案は、以下の通り。詳細は建研のホームページに掲載。
北海道R住宅システム・長期優良住宅化リフォーム・H27プロジェクト
光第2ビルリファイニング工事
NatureFeelingリフォーム事業
京ぐらしリノベーション
断熱診断改修システム
エッグ住まいるリノベーションプロジェクト
住宅医・Jリノベーション
中古住宅の流通活性化「近鉄ワンストップサービス」
平成27年度住友林業のリフォーム1
浜松SMT2015リフォームによる地域活性化プロジェクト
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