パナソニック(大阪府門真市)が7月29日に発表した2015年度第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が前年同期並みの1兆8578億円、営業利益が7%減の766億円だった。そのうち、住宅分野を担うエコソリューションズ社の売上高は4%減の3702億円、営業利益は43%減の92億円だった。
エコソリューションズ社の減収要因としては、前年同期に大雪により納入できなかった受注残や消費税増税前の駆け込み需要の受注残があったほか、当期の国内住宅市場の回復遅れやソーラーの市況悪化の影響によってハウジングシステム事業やエナジーシステム事業が減収となったことを上げた。営業利益は、価格下落や為替の影響により減益となった。
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