大東建託グループの大東建物管理の100%出資会社・少額短期保険ハウスガード(東京都港区)は8月3日、賃貸住宅経営のオーナー向けに、孤独死費用や災害による家賃損失を補償する保険「オーナーズガード」の提供を始める。
大東建託グループでは賃貸オーナーと35年一括借り上げ契約を結び、空室の発生に関わらず一定賃料をオーナーに支払うしくみを構築しているが、自然災害などにより入居者のあっせんができない状態になった場合は賃料が支払われなくなる。
新商品は、同グループの管理物件オーナーを対象に、そうした家賃損失を補償するもの。
具体的には、地震を除く自然災害(火災・水災・落雷・水濡れ・風災・ひょう災・雪災など)により賃貸住宅が損害を受けた際に、復旧期間中の家賃損失を最大6カ月分補償。
さらに、入居者が部屋のなかで死亡し、損害が生じた部屋をオーナーが修理し費用が発生した場合に最高100万円、オーナーが自己負担で遺品整理を行った場合に最高50万円、その他の費用や家賃損失が発生した場合に最高50万円の保険金を支払う。
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