三菱電機(東京都千代田区)は、空調システム事業の規模拡大に向けて、家庭用および業務用空調機器のグローバル対応の新製品開発を加速するため、静岡市にある静岡製作所に「空調開発設計・評価棟」を建設する。稼働開始は2019年6月を予定。
今回、静岡製作所の敷地内に同施設を建設することで、分散していた設計や試作、試験評価部門を集約し、グローバル対応の新製品開発の加速に向けた開発体制の強化を図っていく。投資額は約50億円。
同社は、日本と英国、タイ、中国、メキシコの世界5カ国に空調機器の製造拠点を展開し、静岡製作所はそのマザー工場として、グローバル市場に向けた製品開発力の強化が求められている。
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