東京・渋谷の住宅展示場で7月17日、温暖化対策に資するエコ住宅・エコカー・エコ家電のヒントをあつめた「COOL CHOICE CITY(クールチョイスシティ)」(環境省主催)がオープンした。
政府は、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で26%削減する目標を掲げ、この達成に向けて国民運動「COOL CHOICE(クールチョイス)」を7月1日から開始している。
運動は、エコ住宅を建てる、エコ家電やエコカーを買う、公共交通機関を使う、クールビスを実践するなど身近な消費・サービス・生活習慣の「賢い選択」を積み上げることで、温室効果ガスの削減目標をクリアしようというもの。
今回、渋谷にオープンしたまちは、住宅・自動車・家電の3要素で構成。住宅分野では、出展企業であるハウスメーカーらが自社のモデルハウスを使って省エネ・創エネ・蓄エネの工夫、エネルギー見える化の取り組みについて紹介。また、各社モデルハウス内の家電付近にはパネルが用意され、「新旧比べてみよう!」のコピーとともにエアコンやテレビ、照明器具の消費電力量や電気代、CO2排出量の7〜10年前と現在の違いを示している。
会場は「TBSハウジング渋谷 東京ホームズコレクション」(渋谷区神宮前5−53−7)。会期は8月9日まで。駐車場スペースを使ったドームテントでは、リサイクル・リユースをテーマにしたマーケットやワークショップ、地産地消・オーガニックをテーマにしたフード・手づくり品の販売なども行う。
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