経済産業省は7月21日、家庭用浄水器に必要な品質(浄水能力、耐圧性能、耐久性能など)、各試験方法などを規定したJIS(日本工業規格) S3241(ミズヨイ)を制定したと発表した。
JIS S3241の主な内容は、適用範囲、種類、浄水能力(対象物質は遊離残留塩素、濁り、揮発性有機化合物、かび臭、溶解性鉛など13物質、そのうち遊離残留塩素は必須)、耐圧性能、逆流防止性能、操作性能、耐久性能、各試験方法、表示事項などを規定。ただし、逆浸透膜浄水器、水栓一体形浄水器などは同規格の対象外とした。
そのほか、7月分のJIS規格については、家庭用浄水器のほかに6件の制定と10件の改定が行われ、フロン等を使用する製品の目標達成度の表示方法のJIS制定、フリーアクセスフロアに関するJIS改正などが含まれた。
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