CoLife(東京都中央区)は7月21日、メーカー保証が切れた住宅設備の無料メンテナンス(会費制)などのサービスを提供する“くらしのためのオープンプラットフォーム”「iecon」(イエコン)の運用を開始する。ポイント発行や営繕リフォーム工事などを手がけるリビングポイント(東京都渋谷区)と提携して展開する。
「イエコン」とは、「家(いえ)のコンディションをコントロールする」という意味。IoT技術などを利用して住まいの状況を可視化し、住まいを一元管理するオープンプラットフォームとして構築する。
主要なサービスは、メーカー保証が切れた住宅設備をメンテナンスする「iecon support」(イエコンサポート)。新築限定の10年一括プラン(会費20万円)、既存物件にも対応する月払いプラン(会費3000円/月)に加入すると、システムキッチン、システムバス、洗面化粧室、トイレ、給湯器を含む機器の無料メンテナンスサービスが受けられる。会費は「おうちポイント」として還元され、リフォーム代やハウスクリーニングといった住まいのコンディションづくりに活用できる。
そのほか、換気口からの有害物質の侵入を防ぐ交換式高性能フィルターを提供する「iecon mask」(イエコンマスク)や、来年4月からの低圧電力自由化に合わせてリリース予定の「iecon energy」(イエコンエナジー)などのサービスを提供していく。
各種サービスの対応窓口として「iecon center」(イエコンセンター)を開設し、データベース基盤などを活用して一元管理する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。