日本地熱製作所(徳島県徳島市)は7月14日、地中熱を使った24時間換気システム「地熱エアコン GRANZ」を発売した。
地下2000ミリに埋設した熱交換パイプで採取した地中熱を使って換気を行う熱交換型システムで、換気による熱損失を低減できるのが特徴。花粉、黄砂、PM2.5対策に有効な壁付け型高性能フィルターを標準装備した。
年間を通じて温度が一定している地中熱のはたらきより、空気を冷やしたり暖めたりする必要がなく、電気は送風ファンの稼動に使うだけ。ランニングコストは月390円。
施工は比較的容易で、慣れれば地中部の工事は約4時間で完了するという。1050x3400x深さ1500のスペースがあれば導入でき、基礎パッキン工法にも対応する。
希望小売価格は98万円。
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