国土交通省は7月14日、住生活基本計画の見直しに向けた勉強会を開催した。この勉強会は個別の論点について掘り下げて情報を共有するのが目的で、見直しの検討をおこなっている社会資本整備審議会の住宅宅地分科会の委員が任意で参加する。勉強会での意見は審議会での検討には直接的には反映されないが、業界関係者からの資料などをもとに市場の課題に対する理解を深め、自由な議論を行うのが狙い。
同日の勉強会では個別論点として今回の見直しの根幹的なテーマである住宅のストックマネジメントが取り上げられた。4人の委員から資料が提出され、既存住宅の活用方法や不動産業界の課題など市場の現状が報告された。