資源エネルギー庁は、エネルギーシステムの一体改革に関する情報をまとめ、同庁のウェブサイトに掲載している。一連の改革により、エネルギーをめぐるサービスは大きく変わる可能性を秘めている。ウェブページには、改革の内容や今後のスケジュールなどがわかりやすくまとめられている。
エネルギーシステムの改革は、これまで「縦割り」で自由がなかったエネルギー市場の規制を緩和し、小売事業を自由化するなどし、総合的なエネルギー市場を創り上げるのが狙い。
電気の小売業への参入の全面自由化を行う改正法の施行期日を2016年4月1日とすることが決まり、小売全面自由化に向けた小売電気事業の事前の登録申請などが8月3日に始まる。
利用者は、電気やガスをこれまでの地域のエネルギー会社だけでなく、いろいろな事業者から選んで使えるようになる。同庁のページでは、住宅会社が自社の顧客に対して割安の料金で提供することなどが例示されている。
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