産業技術総合研究所は、機能性酸化物グループの外岡和彦主任研究員、菊地直人研究員らが、可視光を透過させ熱線(赤外線)を反射する日射熱反射ガラスを開発したと発表した。
開発した日射熱反射ガラスは可視光透過率が82%(実測値)で、日射中の熱線(赤外線)エネルギーに対する反射率はおよそ50%。採光を確保しつつ熱作用の強い近赤外線を効果的に反射できるので、ビル、家屋、車両などの窓ガラスとして利用することにより省エネに寄与することが期待されるという。
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