パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は、HEMS対応の住宅分電盤「スマートコスモ」を求めやすい価格に改定。9月21日から提供を始める。
電力小売り自由化やネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)の普及を見据えて、HEMS対応分電盤の増産を決めた。現在2万4000台/年の生産能力を2016年度には36万台/まで増やし、2030年には総世帯数の約2割(700万世帯)にこの「スマートコスモ」を設置したい考え。
また同社は今後、住まい手に家じゅうのエネルギーをコントロールすることで節電効果や快適性が上がることをわかりやすくアピールするため、太陽光発電システム、創蓄連携システム、スマートHEMS(スマートコスモ、AiSEG)をパッケージ化して提案していく。
価格は2万4100〜18万8000円。現行よりもAiSEG通信型で1万1700円、レディ型で1万2000円値下げし、HEMS非対応の分電盤と同程度とすることで普及を進める。
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