群馬県沼田市の地域ビルダー・斉藤林業は、竣工後から入居前の住まいを一定期間借り入れて同社で建築を検討する顧客向けに公開する「モニターハウス」制度をこのほど開始した。
同社の場合、モニターハウスに申し込んでもらった施主の完成後入居前の住まいを月50万円の賃借料で3カ月間借り受け、見学可能な住宅として希望者に公開する。期間中は敷地内に仮設トイレを設置し、トイレ・キッチン・浴室などは使用しない、宿泊を伴う見学も実施しない、などの制約を設ける。モニターハウス終了後は、補修工事1日、ハウスクリーニング1日を実施したうえで、記念アルバム進呈とともに改めて引き渡しをおこなう。
常設の住宅展示場に出展する建設費や維持費を施主に負担させず、施主にもメリットのある形で見学可能なモデル住宅を運用するのがねらい。
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