日鉄住金鋼板(東京都中央区)は7月、ガルバリウム鋼板の3倍以上の耐食性をもつという新しい金属素材「エスジーエル」を発売する。
新素材は「第3世代の鋼板」「次世代のガルバリウム鋼板」と位置づけて1996年から開発に着手。耐食性を大幅に向上した「エスジーエル」を開発し、2013年12月に商用生産を始めた。その後、JIS規格の認証取得、保証制度の整備、塗装品の開発などを進めてきた。
今回は無塗装品に加え、エスジーエルを基材とした汎用カラー鋼板「ニスクカラーSGL」、汎用フッ素鋼板「ニスクフロンSGL」の計3商品をラインアップ。外装材をはじめとしてさまざまな用途に対応する。
また、加工性はガルバリウム鋼板と同等のため、現在のガルバリウム用成型機をそのまま使うことができる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。