日本設計(東京都新宿区)とオートデスク(東京都中央区)の設備設計向けBIMアプリケーション「Autodesk Revit MEP2015」(以下:Revit)を使って建築設備設計を効率化するアプリが登場した。イズミシステム設計(東京都文京区)、NYKシステムズ(東京都中央区)の技術協力により開発したもの。
イズミシステム設計の「STABRO負荷計算for Revit」は、Revitの建築モデルから壁・窓などの躯体情報、方位別の外皮と窓面積、部屋の負荷計算用スペックを自動抽出して熱負荷計算を行い、国交省の「建築設備設計基準」に準拠した計算書を作成できるアプリ。計算結果からRevitの建築モデルに戻すことも可能。
NYKシステムズのアプリ「レブロリンク2015」には、Revitの意匠・構造データや設備設計データを同社のBIMソフト「Rebro2015」のデータに変換して取り込む機能を搭載。オートデスクのアプリ提供サイトで段階的に提供していく。
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