ヤフー(東京都港区)とソニー不動産(東京都中央区)は7月2日、日本国内の中古住宅流通市場とリフォーム・リノベーション市場の活性化に向けて業務提携契約を締結した。また、同契約の締結と合わせて、ヤフーのソニー不動産への資本参加と、ソニー(東京都港区)による追加出資も決定した。
今回の契約締結によって、ヤフーとソニー不動産は「Yahoo!不動産」の売買仲介、リフォーム・リノベーション、賃貸管理の各分野で包括的な業務提携を行い、新たなサービスを提供する。
その最初の取り組みとして、不動産所有者が主体となって自身のマンションを自由に売り出すことを可能とする新しい不動産売買プラットフォームを共同で開発し、今年中に公開する。新プラットフォームの事前告知サイトはこちら。
資本面では、ソニー不動産がヤフーから18億円の出資を受ける。ソニーはソニー不動産に対して約10億円の追加出資を行う。これにより、ソニー不動産への出資比率は、ソニーが約56.3%、ヤフーが約43.7%となる。
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