田淵電機(大阪市)は7月1日、太陽光発電でつくった電力をむだなく蓄える「ハイブリッド蓄電システムEIBS(アイビス)」の受注を始める。
蓄電池対応ハイブリッドパワーコンディショナと専用蓄電池ユニットを組み合わせることで、停電時に蓄電池から電力供給を行う住宅用システム。蓄電容量は9.89kWhと大容量のため、非常時でも照明器具、冷蔵庫、テレビ、通信機器を約3日間使うことができる。
通常は太陽光発電と蓄電装置のそれぞれにパワコンが必要だが、独自のマルチストリング技術により1台に集約。太陽光発電と蓄電池が直流でつながるため、変換ロスのない充電が可能になる。
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