富士通エフ・アイ・ピー(東京都江東区)は、木造住宅・建築物専用の構造計算システム「STRDESIGN(ストラデザイン) Version16」を9月中旬に発売する。延べ床500m2までの「通常版」と、延べ床2000m2までの「大型対応版」の2タイプで、「大型対応版」は、トラス屋根構造への対応を12月に予定している。
最新バージョンは、利用者の要望に応えて入出力機能を強化。複雑な構造計算をより簡単かつ効率的に行えるようにした。
また大型対応版では、日本工業規格木造校舎の構造設計標準「JIS A3301」をベースに、中大規模木造プレカット技術協会の「トラス屋根構造」の設計規準に準拠。体育館や公民館といった大規模建築の木造化を可能にする。
通常版は40万円(1年間サポート料込み)。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。