桧家ホールディングス(東京都千代田区)は、注文住宅事業の主力商品である自由設計住宅「Gコンセプト」、企画型住宅「スマート・ワン」にネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)仕様を設定。7月1日から子会社の注文住宅販売会社5社とFC加盟店で発売する。
もともと標準仕様の断熱性・気密性を高く設定しているため、大きな仕様変更をせずに、わずかなコストアップでZEH仕様を可能にした。
具体的には、硬質ウレタンフォーム断熱材「アクアフォーム/NEO」の吹きつけ厚みを標準仕様より35〜70ミリアップ(5・6地域で[屋根]90から160ミリに、[外部に接する床]115から180ミリに、[基礎]40から75ミリに肉厚化)。窓はYKKAPの「APW330」、玄関ドアは同じくYKKAP製で寒冷地向けの「D2仕様」を採用した。
このほか、太陽光発電5.5kWh以上、HEMS、LED照明などを搭載する。
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