ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は、同社が毎年行っている調査の最新版「住宅購入に関するアンケート2015」の結果を公表した。
調査時期は6月1~11日で、有効回答数は20〜60代の男女1214人。回答者の内訳は、「住宅購入済み」44.9%、「購入が決まっている」2.5%、「1〜3年以内の購入を検討中」5.8%、「検討中だが時期は未定」22.4%、「考えていない」24.4%。
「一般的に」いまは住宅の買い時だと思うか聞くと、昨年より3.9ポイント上昇して約4割(39.8%)が買い時だと回答。その理由は、「消費税が10%となる可能性がある」「住宅ローンの金利が低い」が半数を超えた。
一方で、買い時だと思わない人にその理由を聞くと、「景気回復が期待できない」(53.9%)がダントツだった。
住宅未購入者に「自分にとって」買い時だと思うか聞くと、買い時だと思っている人は26.6%と3割を下回った。買い時だと思わない理由は「収入が上がらない」(45.2%)がトップ。
未購入者で「将来的にはマイホームを購入したい」人は昨年より4.5ポイント増え約7割に。「家賃を払い続けることに抵抗を感じる」を理由に挙げる人が多かった。
また、いくらくらいのマイホームが自分にとって適当かという問いには「2000万円以上3000万円未満」(37.1%)、「1000万円以上2000万円未満」(31.3%)の順に多かった。
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