日本オーガニックアーキテクチャー(名古屋市)は6月24日、つくば市にある防災科学技術研究所の実験施設で実大振動実験を行った。実験の技術的な監修は大橋好光・東京都市大学工学部教授。
同社は世界的な建築家、フランク・ロイド・ライトのデザインを取り入れた住宅を「オーガニックハウス」ブランドでネットワーク展開する。今回の実験は、同社が開発した、木造による高耐震工法「FG-Fシステム」による独自の架構ルールの正当性を確認することが目的。
建築基準法で想定する大地震や兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)の一方向の地震波などで実験を行った。実験レポートをまとめ、オーガニックハウス会員などへ技術資料として提供する。
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