LIXIL(東京都千代田区)は、リフォームを実施・検討している20〜69歳の男女517人(実施者:332人、検討者:185人)を対象に「リフォーム事情とリフォーム資金」に関する調査を実施した。調査時期は3月21日。
それによると、リフォーム検討者が準備している自己資金の平均は176万3000円。出してもいい費用の相場は「100万円以上200万円未満」(25.4%)がもっとも多く、「50万円以上100万円未満」(23.8%)が続いた。
これに対し、すでにリフォームを経験した実施者が準備した自己資金の平均は249万1000円だった。
リフォームを実施・検討した部位の1位は浴室で、トイレ、キッチンも上位に。実施者の2割は窓リフォームを行っていた。
リフォーム資金が自己資金を超えた場合にどう対処するかについては、検討者の約3割が「リフォームローン」と回答。
一方、実施者でリフォームローンを利用した割合は約1割で、約8割は「自己資金を超えなかった」とした。
自宅以外のリフォーム経験を聞くと、実施者の18.7%が「両親の家」をリフォームしていることがわかった。また検討者の35%も「両親の家」のリフォームを検討していると答えた。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。