ジャパン建材(東京都江東区)がこのほどまとめた2015年7-9月期の工務店の景気動向によると、需要は上向きの兆しが見られた。
需要が増加、微増と予測する工務店の割合から減少、微減と予測する工務店の割合を引いた指数は、マイナス20.4ポイントと5四半期連続のマイナスとなったが、前の期のマイナス40.6ポイントからは大きく改善した。販売店の景気予測もマイナス15.9ポイントとマイナスが続いているが、マイナス幅は縮小し上向いている。
メーカーの販売予測では、窯業・断熱系と住宅設備系で増加予測が減少予測を上回った。また、木質建材や合板は減少予測が3割を超え増加予測を上回っているが、前の期に比べると改善の傾向が顕著。業界の景況感は上向いている。
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