国土交通省は6月9日、住宅や建築物の省CO2化、木質化を先導するプロジェクトを支援する「サステナブル建築物等先導事業」の公募を開始した。募集期間は7月17日まで。
同事業は持続可能な社会の構築に向け、先導的な取り組みにかかる費用の一部を補助するもの。省CO2先導型と木造先導型でそれぞれ事業を募集する。
省CO2先導型の対象事業は、住宅や住宅以外のオフィスビルなどの建築物の新築や改修、省CO2のマネジメントシステムの整備のほか、省CO2に関する技術の検証。補助額は補助対象費用の2分の1以内で、戸建て住宅は1戸あたり300万円が上限。
木造先導型は、建築物の木造化・木質化の推進に向けたモデル性、先導性が高いプロジェクトが対象。
採択事業の公表は木造先導型が8月中・下旬、省CO2先導型が9月中・下旬の予定。
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