国土交通省は3月14日時点で、応急仮設住宅について(社)プレハブ建築協会(プレ協)に対し、発注後2週間で600戸、4週間で4800戸の生産の開始を要請。さらに、2カ月ほどで少なくとも約3万戸程度が供給できるよう、準備を開始した。
大畠国土交通大臣から(社)住宅生産団体連合会(住団連)会長など関係者に対して応急仮設住宅の供給を直接要請した。それを受けて住団連)は14日、緊急対策本部を設置した。
ただし、3月14日時点で、建設用地等については岩手県、宮城県、福島県とも調整されていないとする。このため、国交省では建設用地の確保要請・建設支援のため職員を各地に派遣した。
なお福島県からはプレ協に1560戸以上、宮城県から当面1万戸の建設要請があった。福島県については今後大幅に増加する見込みとする。
住宅の提供について(社)全国賃貸住宅経営協会などから、被災者に対する住宅支援の申し出があった。
また国交省も関連団体に住宅確保に向けた支援を要請した。
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