国土交通省が5月29日発表した4月の新設住宅着工戸数は前年同月比で0.4%増の7万5617戸だった。前年同月比で2カ月連続の増加。持家と貸家は減少したが、分譲住宅が増加した。季節調整後の年率換算値は前月比0.7%減の91.3万戸だった。国交省では「消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動減の影響が薄れており、緩やかに持ち直している」としている。
持家は前年同月比2.1%減の2万3294戸だった。季節調整値も年率加算で29.2万戸と前月に比べ1.3%減少したが、4月以降は受注も戻ってきているという。
分譲住宅は戸建てが前年同月比7.9%減の9893戸だったが、マンションが24.4%増の1万1071戸と増えたため、全体では7.2%増の2万1120戸だった。季節調整値は前月比9.7%増だった。
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