アズビル(東京都千代田区)の提供する戸建て住宅用全館空調システム「きくばり」が、東京電力(東京都千代田区)が募集した「スマートウェルネス設備推奨」に採用された。
同商品は1システムで冷房・暖房・換気・空気清浄・除湿の5つの機能を持ち、住宅内での「温度のバリアフリー」を実現し、熱中症やヒートショックのリスクを低減する。PM2.5を含む粉塵に対する高い空気清浄能力も有し、1997年の発売以来、販売累計は5000台を超えている。
同推奨は、東京電力が住宅設備について、快適性や清潔性、省エネ性に関する評価を行い、一定の水準を満たすと判断したものを推奨し、人々の健康的な暮らしに寄与する優れた空調・換気設備の普及拡大を図ることを目的としたもの。広告媒体などに、「東京電力推奨設備」の記載やロゴマークの付与が認められる。
今回はエアコン、ヒートポンプ温水式床暖房、全館空調、第一種換気設備、浴室換気暖房乾燥機の5つを対象に審査が行われ、同商品の他、9社の製品が選ばれた。
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