ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は5月30日〜7月25日、早稲田大学大学院において全15コマの「ファミリー・ビジネス・ファイナンス」の寄附講座を開講する。
同社が蓄積してきた住宅取得者向けの資産形成・資産マネジメントノウハウを、早大との共同研究を通じて整理・体系化し、不動産活用ノウハウもつ専門家の育成に役立てたい考え。
講座では、複数世代にまたがる家族の財務と投資の意思決定問題を扱う「ファミリー・ファイナンス」について、アドバイザーやコンサルタントの視点から基礎知識とプランニング手法を習得する。
ケーススタディ中心の講義で、(1)ウェルス・マネジメント、(2)ファミリー・ビジネス、(3)タックスプランニング、(4)リタイヤメント・プランニング、(5)不動産運用をテーマに設定した。
担当教員は、講義統括の早大大学院ファイナンス研究科・川口有一郎教授をはじめ、早大および他大学教授、民間シンクタンク研究者、民間企業専門家として同社取締役常務執行役員の川瀬太志氏ら10人が務める。
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