新しい省エネ基準が施行され、国による基準適合義務化に向けた取り組みが進む中、地域のつくり手による、基準を上回る断熱性能に取り組む動きが活発になっている。
一般社団法人JBNの環境委員会は5月26日、「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」(HEAT20、委員長:坂本雄三。建築研究所理事長)が提唱する建築的手法に重点を置いた断熱性能の誘導水準に関する勉強会を開催した。環境委員会のメンバーを中心に約100人が参加。当初60人程度での開催を想定していたが、反響が大きく広い会場に変更して対応したという。
JBNの環境委員会では、現行の基準では健康面への影響などで十分とはいえないことから、今回の勉強会をきっかけにしてメンバーが中心となってより高い断熱性能の普及を呼びかけていく。
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