国土交通省は5月20日、「不動産総合データベース」の試行運用を6月から開始すると発表した。横浜市の売買物件が対象。神奈川県内の宅地建物取引業者で、レインズ(東日本不動産流通機構)会員が利用できる。試用期間は2016年2月末までの予定。
同システムの整備に向けては、国交省と横浜市が連携し2014年度にプロトタイプシステム構築を行ってきた。今年度は、実際に宅地建物取引業者に利用してもらい、課題などを把握しシステムの改良などを図る。システムの試行運用・検討は日本ユニシスが行う。
今後は運用方法などを検討しながら、2018年度をめどに運用開始を目指す。
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