リビタ(東京都渋谷区)が手掛けた戸建てリノベーションの「青葉台の家」と「みたけ台の家」が横浜市が推進する「平成26年度横浜市住まいのエコリノベーション推進事業」の実証住宅に採択された。
同事業は、「環境未来都市」を掲げる横浜市が進める既存住宅の省エネルギー改修の補助制度。既存住宅を建て替えずに、住宅の価値を高めるエコリノベーション等の工事を行おうとする住宅所有者に対して、費用の一部を補助するもの。住宅市場における既存住宅の温暖化対策を誘導し、企業の技術力の向上、住民の普及啓発等の取り組みを推進することを目的としている。
補助金額は、エコリノベーション工事に要する費用の3分の1で、「一般住宅」は上限100万円、「実証住宅」は上限200万円。「実証住宅」として採択された場合には、工事中および完了後の現場見学会の実施が要件となる。
今回の採択にあたっては、概ね10%以上の省エネ改修工事として、断熱改修と設備改修工事、家庭のエネルギー使用を見える化するHEMSの設置を行った。ペアガラスサッシへの変更、外皮断熱材の入れ替えなどで断熱性能を向上し、環境負荷を軽減させたことなどが評価されている。
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