積水ハウス(大阪府大阪市)は、太陽光発電の出力制御に対応した戸建て住宅「グリーンファースト 蓄電スタイル」を発売した。
1月に施行された再生可能エネルギー特別措置法の改正にともない、北海道電力・東北電力・九州電力などではこの4月から、10kW未満の住宅用太陽光発電も出力制御の対象となった(東京電力・中部電力・関西電力は対象外)。
新商品は、出力制御により売電できなくなる太陽光発電の余剰電力を自動的に蓄電して利用する「太陽光パワコン一体型蓄電システム」を搭載。平常時には安価な深夜電力を蓄電して電気料金が高い時間帯に使い、停電などの非常時には自動制御により電気を自給することができる。
発電抑制によって売電できないときには、前日から蓄電池を自動で空けて余剰電力を蓄え、太陽光の発電をムダなく活用する。
燃料電池を含む3電池連携により、非常時でも普段に近い暮らしができる「グリーンファースト ハイブリッド」タイプ、価格を抑え手軽に蓄電池のある暮らしを実現できるタイプの2種類を用意した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。