東日本電信電話(東京都新宿区)、KDDI(東京都千代田区)、ソフトバンクモバイル(東京都港区)、パナソニック(大阪府門真市)の4社を幹事企業とする「iエネ コンソーシアム」は4月28日、経済産業省が実施する「大規模HEMS情報基盤整備事業」の2015年度事業の交付決定を受けた。前年度に続く受託となる。
今年度事業では、前年度に構築した「大規模HEMS情報基盤」を通じてHEMSデータ利活用事業者が提供する各種サービスをモニターに利用してもらい、その効果を検証する。
具体的には、モニター宅のスマートメーターとHEMS機器をつなぐ通信ルートを経由した電力情報(Bルート情報)を取得し、大規模HEMS情報基盤を通して円滑にHEMSデータ利活用事業者へ流通することを検証する。
HEMSデータ利活用事業者は、Bルート情報の活用によって「生活支援サービス」「クーポン配信サービス」「省エネ支援サービス」「情報配信サービス」など約30種類の生活シーンに対応したサービスをモニターに提供する。また、モニターからのアンケートや利用状況を検証して、HEMSサービスの向上と利用促進を目指す。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。