マグ・イゾベール(東京都千代田区)は4月30日、床材を剥がすことなく、住みながら床の断熱リフォームが行える専用グラスウール断熱材「床リノベ」を発売した。
「床リノベ」は、床下から施工することで、床断熱リフォームの課題(床をはがすため工期・コストがかかる、水まわりリフォームや床張り替えの追加工事的にしか実施できない)を解消したもの。
マットタイプとボードタイプの2種類をラインアップした。
マットタイプは、全面が穴あきポリエチレンフィルムで包まれているためチクチク感を軽減、低密度で圧縮できるため床下点検口から搬入しやすい。施工は、フィルムの耳部分をタッカー釘で留め付けるため、床下からでも容易に作業ができる。
もう1つのボードタイプは、折りたたみ加工をほどこすことで搬入に配慮。こちらは透湿防水シート付きのため、施工後は防風層・気流止めの役目を果たす。
施工は、透湿防水シートが床下側になるよう充填し、耳部分をタッカー釘で留め付けるだけ、と簡単だ。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。