オウチーノ(東京都港区)はこのほど、2011年に創設されたサービス付高齢者向け住宅(サ高住)について、入居対象である60歳以上の男女330名を対象にアンケートを実施した。
アンケート結果によると、回答者の71.2%がサ高住を「知っている」と答えた。そのうち、「住みたい」「住むことを検討」と答えた人は20.4%、「住みたくない」「住まない事を決めた」という人は25.1%だった。
また、「知っている」と答えた人のうち、54.4%が「聞いたことがある程度で詳しくは知らない」と答えており、「知らない」と答えた人の28.8%と合わせて全体の6割以上がサ高住に関する知識不足を認識している現状も明らかになった。
サ高住に対して前向きに考えている人の理由は「現状のまま暮らすより安心・安全」「老人ホームなど他の有料サービスより自由度が高い」「サービス・設備が充実している」といったものだった。
一方、入居に否定的な人は「初期費用や家賃などが高いから」と費用面にネックを感じている声が多数みられた。
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