シャープ(大阪府大阪市)は6月30日、モジュール変換効率19.1%を達成した住宅用単結晶太陽電池モジュール「ブラックソーラー」4機種を発売する。
太陽電池は、光を受けると原子が「+」と「−」に分かれることにより発電。この+と−の一部が再結合してしまうため、発電ロスが発生する。
新製品では、セルの受光面・裏面の双方で再結合を抑制する技術を採用。従来機よりもモジュール変換効率が0.9%向上し、業界トップクラスを実現した。
また、4種類の異なるサイズのモジュールを組み合わせて効率よく屋根にレイアウトする「ルーフィット設計」、様々な大きさの屋根に対応する「ワイドレンジパワーコンディショナ」などを組み合わせることで、設置容量の最大化が図れるとする。
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