住宅メーカー・建材販売の北洲(宮城県黒川郡)は、岩手県盛岡市中野において、大型木造建築による店舗併用社屋の建設をスタートした。新築、リフォーム、不動産売買、家具販売など、住まいに関する相談に対応するワンストップショップとなる予定で、7月末竣工、9月にもオープンする。
建物は、木造軸組工法2階建てとツーバイシックス(準耐火構造)2階建ての2棟から成り、建築面積188.5坪、延床面積334.3坪。
12x18mの大空間を実現する「J-耐震開口フレーム」「Jブリッド工法」(開発:J建築システム)を採用。次世代の構造用パネルとして注目をあつめる国産CLT(直交集成板)を2階床部分に試験的に使用する。
また、同社が国内独占販売権をもつドイツ・アルセコ社の外張り断熱システムを採用。200ミリのダブル断熱により快適な温熱環境を実現する。
5月15・16日に構造見学会を開催。徹底した断熱気密施工や施工実例を確認することができる。
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