NCNは、従来のSE金物よりも壁倍率、引張耐力を強化できる新金物を採用した「SE−GOフレーム」を7月3日から供給を始めると発表した。
構造用集成材の内部に金属製のハンガーとドリフトピンを埋め込み、無収縮モルタルまたはエポキシ樹脂で一体化させてたもの。柱脚用と柱・梁接合用の2タイプからなる。
在来工法と比べ壁倍率は3倍以上、引張耐力は6.5倍以上の性能をもつとする。これにより確保できる間口は、SE構法の6.0m以下から8.0m以下に広がり、乗用車3台を横に並べるビルトインガレージなど、より柔軟性に富んだ架構を実現できる。
同社ではSE構法の新部材として、年間で全供給棟数の10%弱に相当する100棟での採用を見込んでいる。
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