LIXIL(東京都千代田区)は、シャワートイレの一貫生産ラインの構築を目的に、青山工場(三重県伊賀市)の電子基板の生産ラインを知多工場(愛知県知多市)に集約する。知多工場は、便座などの樹脂成形品から動作制御を行う電子基板まで、シャワートイレを構成する主力部品をすべて生産し、これらの部品を組み立て完成品として出荷することができるシャワートイレのマザー工場として生まれ変わる。青山工場は、2016年3月末までに操業を停止する予定。
トイレ本体を生産している榎戸工場(愛知県常滑市)も知多工場と隣接し、シャワートイレの一貫生産ラインが完成することで、グローバルでのトイレ事業において、顧客のニーズにスピーディに応えられる環境を構築する。
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