一般財団法人ベターリビング(東京都千代田区)は4月から積水アクアシステム(大阪府大阪市)、三菱樹脂インフラテック(東京都中央区)と連携し、給水タンクの適切な維持管理を支援するために所有者や設備管理者に診断時期を知らせる「給水タンク安心支援サービス」を開始した。
現在のサービス対象は積水アクアシステム、三菱樹脂インフラテックの2社が製造した新設および既設の給水タンクに限られるが、今後はその他の給水タンクのメーカーとも連携してサービスを広げていく考え。
保有者や設備管理者がこのサービスを利用する場合、同財団に対して給水タンクの設置情報を登録する必要がある。同財団はその情報を管理して、5年毎の定期診断時期に保有者・設備管理者に対して通知を行う。
通知を受けた保有者・設備管理者は、登録した給水タンクのメーカーに定期診断を依頼し、メーカーの水槽診断士が定期診断を実施する仕組み。保証書の紛失時にも、保証期間の範囲内において同等のメーカー保証が可能となる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。