機能性・省エネ性に優れた住宅の施工を手がけるエコワークス(福岡市)はこのほど、日本政策金融公庫(日本公庫)の特別貸付制度「新事業育成資金」の適用認定を取得し、設備資金として9500万円の融資を受けた。
今回の資金を活用することで、重油ボイラーを使わない自然乾燥による国産材を安定的に確保できる製造体制と、独自の省エネ診断を建築主に提供するコンサルティング機能が一体となった販売体制の構築を目指す。
同社はこれまで新事業として、省エネコンサルサービスが一体となったゼロエネルギー住宅の新築および省エネリフォームを展開。事業拡大にむけて「地域密着型及び省エネコンサルサービス一体型による、機能性・省エネ性に優れた省エネ住宅の新築及び省エネリフォーム事業」への制度適用を申請していた。
適用が認められた「新事業育成資金」は日本公庫が2000年2月から取り扱いを開始した特別貸付制度で、高い成長性が見込まれる新事業に取り組む中小企業を支援するものとなっている。
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